ネグレクト19:小学生の頃、夕飯の食卓で一人で学校の出来事を喋り続けた私。家族は無視し続けた。「私を知ってほしかった。」ミサトさんのお話。【スピリチュアル・ガイダンスを医療に活かす】
ミサトさん(50歳代の女性。仮名)。幼少期より両親からネグレクトを受け解離するようになった。50歳代を過ぎてから解離性同一性障害と診断された。
動画: UAEにて撮影しました。この日は、ビーチに落ちているごみがほとんどなく、クリーンな砂浜、クリーンな海でした。ミサトさんのお話に合わせて選んでみました。
By Miha
これまでのお話:
以下、ミサトさんに寄稿していただきました。ミサトさん、本当にありがとうございます。
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先日海辺を歩いていたら、突然、小学生の頃の夕食の様子を思い出しました。
四角い木製のテーブルに、私の向かい側に父親、私の隣に母親、母親の向かいに弟が座っていました。 私以外は、母親の作った料理を黙々と食べています。
私は、学校の給食の時と同じように手を合わせて、「いただきます!」と言って、食べ始めました。 そして、私一人だけ、とつとつと喋っていました。
学校の授業のこと、休み時間のこと、給食のことなどなど、ずっと喋っていました。
最初の頃は、家族の顔を見ながら話していたのかもしれませんが、思い出した場面は、小学校3年生くらいの私。料理が並んでいるテーブルの上を見つめながら、ずっと喋っているところでした。
私一人だけ、喋っていました。
周りの3人は、無言のまま、食べ続けました。 3人とも、私の話は聞こえなかったかのように、私が話している声を無視しました。私がそこに居ないかのように、食べ続けました。
喋っている私を、弟は「うるさいなあ。」と思っているようでした。 父は、私の目の前にいても、別のことを考えているようでした。 母は、隣にいる私との間にエネルギー的に壁を作って、「私の邪魔をするな」と言っているようでした。 そして、3人は、無言のまま、食べ終わって、自分の部屋に戻っていきました。
小学生だった私は、家族が私を無視しているとは夢にも思っていませんでした。 また、翌日も、次の日も、その次の日も、一人で喋りつづけました。中学生くらいまで続きました。
当時、私は家族に無視をされていることを知らなかったからということもあるかもしれませんが、私の口は、勝手に毎日毎日喋っていったのです。
「私を知ってほしい。」 これは、自分の身体の奥底から出てきた魂の声だったのだと思います。
でも、両親と弟の3人は、私の声を無視して、知らないふりをしました。 私に興味がないというよりは、私の話を無視することで、私の「知ってほしい」という気持ちを踏みにじって、私の気持ちが満たされないことを楽しんでいたのだと思いました。
赤ちゃんの頃は、泣くのがうるさいからと言ってそれを封じていたのかもしれません。でも、その後、家族は私をいじめて楽しんでいたのだと思います。
車酔いして、私が吐いていても無視。私が川に投げ飛ばされてずぶ濡れになっても無視。私が困っているのを見て、たのしんでいるようでした。特に母親は、私が困っているのを見て、楽しんで幸せだったようです。
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その様子を思い出しながら、私は涙があふれてきました。そして、声を出して、泣き始めました。
どうして泣いたのかと言うと、「悔しかった」から。 何が悔しかったかと言うと、「私は自分のことを知ってほしかった。それなのに、家族は私を無視した」から。
思い出したときから数時間経って、この文章を書いているのですが、その場面や気持ちを思い出すと、まだ泣けてきます。
家族に無視されて寂しかったということではないようです。「私はここにいる。」と家族に示したかったわけではないようです。
「私を知ってほしかった。」
これは、何かもっと人として根源的なもののような気がしました。
家族の耳には、私の言葉が聞こえていたはずなのに、それを無視された。 赤ちゃんの時に泣いていた時に床に落とされたり、口にガムテープを貼られたのと、同じことが繰り返されたのだと思いました。
ここでも、私の身体の奥底からの思い、私の人間の本質的な欲求を封じられたのです。 自分が発信していることを封じられた。 自分の奥底から出てきた欲求を封じられた。これは、自分がそこに居ないのと同じだと思いました。 私の身体からの欲求、身体の奥底から湧き上がってきた思いと言葉を、封じられてしまいました。
これは、単なるいじめというものでは済まされないと思いました。
「私を知ってほしい」というのは、社会(周りいる人)の中で、自分自身として生きていくために、必要な原動力であり、人とのコミュニケーションの基本となるものだと思いました。
私の身体から湧き上がってきた「私を知ってほしかった」という思いは、当時はあったのに、毎日毎日家族に封じられてしまいました。 そして、その思いはなくなっていきました。諦めてしまったのか、身体の奥底から思いが湧き上がってこなくなってしまいました。 そして、私は人とコミュニケーションが取ることがとても苦痛になっていきました。
その後、中学生になっても、成人してからも、自分のことは決して積極的に話すことはありませんでした。 私を知ってほしいという思いが全くなくなってしまい、人に話すことができなくなりました。
そのうちに、私は人前で気配を消すようになりました。 自分を表現することがとてもとても大変で、難しいことになりました。
これまでは、「自分のことを話せない」のは、赤ちゃんの時に、両親に床に落とされたり、口にガムテープを貼られたことが原因だと思っていました。 ところが、今日分かったのは、自分自身からの、私を知ってほしいという欲求が沸き上がってこなくなったから、言葉にもならなかったということがわかりました。
「私を知ってほしい。」という思いを取り戻さなければなりません。 何か一つでも、何か少しでも、身体の中から沸き上がってきたことがあったら、それを声にしたり、それを書いたりして、自分の外にキチンを出していくことをやっていかなければと思いました。
自然の中にいて、海や砂浜など、自然に触れることでリラックスします。素の自分にもどることができます。 海辺を裸足で歩くことは、自分の身体と地球がつながって、自分自身を取り戻し、安心感を与え、自分の感情や欲求に気づきやすくして下さいます。
そこで、自分の欲求や感情を思い出したり、感じていくことが、大事だと感じました。
一方で、「無視をする。ネグレクトする。」このことが、相手にどれほどの傷を負わせているか、理解を始めたところです。 無視をするというのは、とても残酷なこと。
人間は、人とのつながりの中で生きています。 でも、ネグレクトは、相手の人からつながりを一方的に遮断されたことになります。
一見、何もしていないように見えるけれど、ネグレクトされた側は、ものすごいダメージを受けています。 近くにいる人からつながりを奪われた人は、安心することができません。その人自身の存在を否定されているので、ネグレクトする人のそばに居るのが不安で仕方ありません。恐怖すら感じることがわかりました。
今私は、安心できる友人たちがいて、私のことをもっと知ってほしいと言う思いがあります。この思いが戻ってきたことは、本当にありがたいことでした。
(以上)
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註1:当方の文章には、スピリチュアル・ガイドという言葉が出てきます。ここでは、スピリチュアル・ガイドの定義に、その方にとって最も高次の存在(神様等*)を含めています。どうぞ予めご了承ください。
*「神」という部分には、ご自身の信じる最も高次の存在、例えば神、仏、宇宙、先祖、ご自身のスピリチュアル・ガイド、パワーアニマル等を入れてくださいね。 Please replace "God" with what you believe, such as God, Buddha, the Universe, ancestors, spiritual guide(s), power animals, etc.
註2: スピリチュアル・ガイドの定義について: https://ameblo.jp/past-life-therapy/entry-12452658776.html
註3: 調略について: https://youtube.com/shorts/ejYWvSlFzCI?si=uBK4I9CXxxgcJHqW
註4:当方のYoutube channelの動画の中で鈴木がエネルギーを描写することがあります。エネルギーを表す表現は人によって異なることがあります。皆様はどのように感じますか?ぜひご自身の表現を大切に感じてみてくださいね。よろしければ、プレイリストのフランス・オルレアンとこの動画の場所の土地のエネルギーとの間の共通点や違い等を感じてみましょう。 特に何も感じない場合には、どうぞ無理せず、ご自由にこの動画をご活用くださいね。ありがとうございます。
註5:(音声について) 心に浮かんだことを紡ぎながらお伝えしているので、話が飛ぶことがあります。必要に応じて、話と話の間をつなげながらお聞きいただけると幸いです。 また、字幕をつけるにあたり、より内容を正確に表現するために、一部文章を変更しています。
註6: こちらで行っている聖域を創る片付け等のProject Management Consulting Services は医療行為ではありません。 また、こちらで行っているblessingは、宗教ではありません。

